nature and tech.

地球平和の前に家庭平和の前に自分平和

コントロールせず、感じるままの自分でいる

3/28満月、名古屋からファシリテーターに梅田哲男さんをお呼びして5リズムWavesのクラスを開催しました!FreeDanceFloorを定期的に主催しているが、梅田さんにきていただくのは2度目。

 

5リズムは、私たちが日々の暮らしの中でも、人生のフェーズでも、季節でも、常々体験している様々な”リズム”(エネルギー、ノリやムードのようなもの)を「フローイング」「スタッカート」「カオス」「リリカル」「スティルネス」の5つに特徴付け体感する、哲学であり、アートであり、より生きやすくするためのプラクィス。

 

5リズムでは「スタッカート」と呼ばれる”リズム”があり、男性性と対応している。過去何度か5リズムを踊る中で、ひとつひとつハッキリとした動きをするスタッカートは柔らかな動きに比べて苦手な動きと感じていた。そして苦手だからこそ、動きをハッキリさせようと、力を込めてスタッカートを踊っていたんだ、きっと。

 

今回のクラスでは梅田さんが「スタッカートを踊る時、コントロールしようとしなくていい」とガイドをくれ、身体が動くままに任せた。スタッカートなリズム(ハウス系のシャキシャキな音)、楽しい!

 

このブログを読み返せばわかるのだが、いろんなことに「力む」のが私の悪い癖で。力んで、全てを得ようとするから、結局疲れる。こうやって、書くことで「力み」に気づき、さらにコンシャスダンスに出会ってからは余計な「力み」を振り落としていく習慣がついたことで、最近はより「委ねる」生き方に変化してきたと感じていた。何が起こっても、それは必要なことなんだから、その時その時を最善で生きよう、と落ち着いていられる。

今回のクラスのあと、梅田さんに「踊り方変わりましたね」と言われ、驚いたし、自分の変化を認められたようで嬉しかった。

 

田舎に来てから、他者をコントロールしようとする、支配しようとする態度について、嫌だなと感じるシーンが増えた。東京時代はそんなに経験してなかった。私は4姉弟で一番手がかからない子どもで、ゆとり最先端の小学校で生徒会長になり、自由で個人主義的な私立学校で中学から大学までを過ごし、最近では「自由すぎる企業」なんて言われるガイアックスで社会人を過ごしていたから。恵まれていたが、世間知らずだったんだ。支配しようとする大人と出会い、パンクに「うっせえわ」と歌う気持ち良さも、今ならわかる。

 

そういう人に対抗しようとすれば、結局はこちらもコントロールしようとしている、同じ土俵に立っているようなもの。「不快です」とか、「意見が違いますね」と言うだけの着地なしの平行線でも、ある程度の距離感でそれぞれの”ダンス”を踊るしかない。

今回のクラスでは「コントロールせず、感じるままの自分でいること」を身体で理解することができた。