サンルームセルフビルド 後編
一夏を寒冷紗の壁で過ごした後、秋にさしかかり壁と窓をつけていきます。
壁面を寒冷紗から透明トタンに張り替え、ドアとまどのとりつけ。
ドアと窓はそれぞれ、過去に作って使わなくなり取り外したものを再利用。
家族の成長に合わせ、また実験と失敗を繰り返しながら住居を直し続けているため、ドアや窓を取り外す、ということも多々あります。
また、同時に母屋との渡り廊下も作りました。雨に濡れずに母屋と行き来できるようにするのが今回の増設の最大目的であり、その中間点として欲しかったサンルームを作りました。おじいちゃんおばあちゃん大好きな坊やはここを毎日行き来するようになります。2018年の大きな変化でした。別棟でありながらも往来がおっくうでない、程よい距離感での三世代同居のための”間”です。
家とサンルームの間にもいよいよドアが付きます。ガラスの模様がかわいいドアは近所の家が解体中にいただいたものを少しサイズ調整しリユース。ドア以外はポリカーボネイトで明かりとりに。
6歳のムスメさんがサンルームで多肉やいちごなど、自分の好きな植物を育て始めたのは、親としても嬉しいことでした。植物やぬいぐるみや創作物をデコレーションして楽しむ空間ができ、彼女の才能をまたひとつ発見できました。
近頃は、少し冷え冷えした日も、太陽さえ出ていればあたたかな空気を家に入れることもできて、太陽温水器もそうですが、春の陽射しの暖かさ、恩恵を感じます。 陽の熱で身体を温めつつ寝転んだり、ヨガしたり。パッシブソーラー癒しスポットができました。
今回木材とトタンは買ったので、経費は約7万円でした。