nature and tech.

地球平和の前に家庭平和

エッセイ20180208

エッセイ20180208

 

園に行くことにしたムスメさん。私も早起きできて、トイレも歯磨きも済ませて、バスに乗れた。

 

今日はお義母さんが出かけているので、坊やと過ごす。いつもの通りノンタンに保育をお願いし、夫とタスク表の更新と直近3ヶ月の動きの確認。梅の花が膨らんでいる。梅のお花見もしたいし、その後は筍も出てくる。4月ごろ蚊が出ない、寒くない時期を狙って、またもや家の改修工事。もちろん全部夫と二人でやる。セルフビルドを選んだら、その先も結局自分たちでやるしかない、この道。

 

その後は坊やを連れて畑仕事、ヘナに水やり、店の掃除。スーパー渥美で買った米粉麺に畑のパクチー山盛りでランチ。うまい麺だった。午後はムスメさんのこども園の役員会だと思ってたけど勘違い。園庭で坊やと遊んで時間をつぶす。主にモルモットとうさぎにクローバーを摘んであげる。2時になると園児たちが玄関からぶわーと広がって出てくる。

 

こども園の父母の会役員の仕事は「クリスマスプレゼント」の包装とかスーパー細かい作業ものと、「夕涼み会」などの園のビッグイベントの運営ものがある。あとはそれにまつわるお便り作り。父母の会役員をやってみて子ども園のいろんなイベントごとを親子ともども楽しませてもらってサービスを享受しているのは提供側の細かい配慮と仕事があるからだと改めて気づかされる。

ちょうど、私の大好物である親同士の情報交換の場「草の実会」についてのお便りを初めて担当していたのだが、もろもろのチェックを受け、ついに印刷のステップへ。クラスごとに何枚必要か印刷機に貼ってあって、その部数を印刷して、クラス別のお便り棚に置く。園のお便りは、職員からもしょっちゅう発信されていて、細かいこどもたちの様子などが書いてあり、ありがたい。いまだにすごい手書きと紙文化。(そして古いお便りは"紙屋さん”として子どもの創作に利用さていくカルチャー。)たくさんのお便りの配送もどんな風にやっているのか、仕組みを知れるとおもしろい。私はそういう細かいことを知るとより職員の方々にも共感できる。(その後は、先生がお部屋に持っていって、名前と記号の書いたお便りポストに一人づつ折って入れる?25人分折る仕事半端ねえ!)

 

印刷の仕事までしたら15:45。そこから買い物。途中カートから降りたいというので降ろしたら、坊やがパン屋のコーナーまで猛ダッシュしてして行って焦った。ねえねがいなかったらパンを弁償の事態だったかもしれぬ。夜ご飯はジジババも一緒にすき焼き。買った豚肉、もらった太ネギ、お義父さんが作った白菜。

 

夜、夫がおもむろに出して来た結婚式の写真と座席表を見ながら、家族や親族について話していたら泣けた。おとといまで東京に行っていたのはずっと一緒に住んで来たおばあちゃん90歳の誕生日祝いがあったため。いとこや叔父さん叔母さんにも久しぶりにあって、坊やの顔も初めて見てもらえた。たまたま会食の席でテーブルが別れちゃったのもあるけれど、親戚とはとくにじっくり話をしているわけではないのだ。親戚の集まりって、そういうところある。しかもみんなカラオケ好きだから、そのままカラオケにいっちゃってまともに話さずに1日が過ぎていく。わざわざ集まっているのに、特に深刻な話はしない、変な仲。もちろん、人によって、関係によって、深刻な話をすることもある。私はそういう話が好きだからもっと深刻な話に切り込んで行きたい面もあり、恥ずかしさや面倒くささもあり。でも深刻な話をする必要もなく、血縁というだけで、生存確認ができただけでも嬉しい。そして近況については、当人に話を聞かずして「お母さんがそう言ってたけど」と、近況を知ってもいいのが、親族である。

 

逆に言うと全然ライフスタイルも何も違う人たちが、血が繋がっているという理由だけで同じ空間に集まっている現象でもある。血が繋がっていなかったら、このおじさんとはどこでも接点がなかっただろう、というようなおじさんとか。そして、親族の中にはいくつかの家族がある。どこの家にも何かしらの問題はある。離婚など目に見えて家族解散していなくても、病気、依存、怒り、暴力、協力、孤独、理解、許容、愛などなど、家族にはその家族だけしか知り得ない世界がある。自分にとっての家族は自分と一緒に暮らしてきた生まれの家族と、大人になった自分がパートナーと一緒につくっている家族の2つしか自分にとっての家族的な世界はない。

 

私と実母の気の合うところは、「家族のことを気にかけ行動する」ところだ。だから母とは家族のことばかり話す。母はクラタ家、私はタカサキ家のことをメインに。でも私はクラタ家のことも気になる。あんまり時間的なコミットはできないのだけど、クラタ家も私の家族だから。

 

今回泣きそうになったのは、姉婿について「すごい、いい人だよね~。良かったねぇ。」と母と話した時。年末に姉夫婦でこちらにも遊びに来てくれたけど、本当いい感じの二人。そのことを夫に話すとしみじみと「うち(タカサキ)の姉婿もすごいいい人だよ」と。うんうん。そして夫と結婚式の座席表を観ながら、あのおじさんどうしてるかな、とか、このおじさんはこういう死に方だったとか、親戚一同に思いを馳せた。

 

「草の実会」のことも書いたけど、idobaもしかり、私は「家族」のことについて伝えたり、聞いたりしたいんだと改めて思った。