nature and tech.

地球平和の前に家庭平和の前に自分平和

野グソへの愛はいのちへの愛、ローカルにエネルギー循環(伊沢正名さん講演会at渥美半島)

2020年11月1日、爽やかな秋晴れ&そこに居るだけで気持ちいい永田家ことSATOYAMA搾油所。最高の日和と場所にて、野グソのプロである伊沢正名さんの講演会と同時開催の「里山自給マーケット」への出店のお誘いもいただき、両方嬉しい!ウエコロジーmeets「ウンコロジー」が実現!

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好きなことを追求する生き方といのちへの愛

伊沢さんはワールドクラスの変人だった!もちろんいい意味で!

目の前で話している人が「これ僕のウンコなんですけどね」と言って写真を見せてくることってある?!しかも「そのウンコを埋めて、これは10日後に掘り返した時の写真なんですけどね」って経過観察の写真も次々出てくる。あっけらかんとハツラツにウンコのリアルな写真を紹介する伊沢さんに度肝を抜かれたが、とにかくウンコへの愛がビシバシに伝わってきた。

ウンコは汚いものではなく、人間ができる地球への贈り物。

動物も植物も菌類も人間のウンコをエサにして、次なるいのちへと繋がっていく循環。

地球に生かされていると思うからこそ、野グソをするんだ、って。

下水処理場へ運んで、最終的には燃やして灰にするなんて、そんな回りくどいことしないで、近くの土を掘ってウンコすればいい。お尻もいい具合の葉っぱ見つけて拭けば、すごいシンプル。伊沢さんオススメの葉っぱもいくつか紹介いただいたけれど、意外にもキウイの葉よさげで。今年キウイ大胆に剪定するつもりなので野グソようにキープしておこう。

とにかく、伊沢さんがいのちへの愛をもって好きなことを追求し表現するエネルギーに刺激を受けた。勇気がわいてくる。表現の自由

この時代のマイナスの美学

現代人は社会システムや美のイメージを作り込みすぎて、ついつい工程を多くしすぎる傾向がある。その中には無駄、やりすぎ、といえるものも多々あり、それらを見直す時代に私たちは生きていると感じる。ウエコロジーHeadHealthHomeもヘアケア業界の作り込まれすぎた美のイメージとそれに伴うtoo muchな商材やサービスに疑問を持ち、なるべくシンプルでかつ現代的な選択肢として何ができるかを探求している。

そんな時代に生まれ育ったからこそ、シンプルな暮らし方は私たち世代の知的探求でもあり、子どもたちへ美しい地球を繋いでいくための希望だと思う。今回の講演会とマーケットに集まった人たちは、その点が共通していると感じた。そういう方向性を共有できる人たちとローカルで繋がることができると、勇気付けられる。助け合える。

今回マーケットで我が家の自然栽培梅でつくった梅干しや梅エキス、近くの浜で獲れた雑魚の魚醤(ナンプラー)などを販売させてもらった。私の一番苦手とする食品加工の分野でなんとかここまで漕ぎ着けたのは、リラックスした状態でチャレンジできる土壌があるからだと思う。つながりに感謝します。先日のFreeDanceFloorでも同じく思った。渥美半島こと愛知県田原市は私が8年前に嫁に来た土地だが、いい人たちと出会ってきてる。我が子も8歳でだいぶ大きくなってきているだけに、私も成長したようだ。

渥美半島、いいとこ。今回会場となった若見地区は出店者の顔ぶれの通り、メンツそろっていらっしゃる。ビーチもめっちゃ遊びやすくて最高。10年後も楽しみ!