私ってそういうとこある。というマジックワード
ここ五年、人生史上最も必死に生きてきたと振り返る。母として、妻として、嫁として、苦しいことも多々あった。
子育てはあと何年だろう。最近じゃあ卒母なんていうらしい。下の子合わせて15年というところだろうか。まだ先は長いが、すでにその後の人生が楽しみで仕方ない。子に時間を取られずに、あれも、これもやりたい。
私ってそういうとこある。
これ、最近の便利ワードのひとつである。
誰もが理想の母親像に無意識的に囚われている。最近はそのことに気づかせ、そこから解放されようとする議論がよく聞かれる。どんな母になろうと、選択肢は多様で、許される世の中だと。
なんとなく、早く子育てから解放されたい!という思いを持つことが、理想の母親像から外れることのように思えて、今まで言語化できなかった。ましてやブログに書くと、子がそれなりの年齢になって見たらショックをうけるかな、とか、批判にあうかな、とか考えていた。
でも、最近この
私ってそういうとこある。
というマジックワードによって、理想の母親像とは違うなっていう現実と、それが私だから、それが本心だから、と受け止められるようになった。
だからといって、子どもたちへの愛は変わらないし、本気で関わっていくことには変わりない。
このマジックワードは誰にでも使える。◯◯ってそういうとこあるよね、って言えば、まぁそういう奴だから、まずはそれを受け止めようって気になる。おためしあれ。