nature and tech.

地球平和の前に家庭平和の前に自分平和

人のふり見て我がふり直せ

月曜日。
こども園から帰宅するなり、お友達とのやりとりを不服そうに報告するムスメさん。
「水たまりの水をかけたって(お友達が)怒って、ゴメンって言ってって言うから、ゴメンって言った‥」とのこと。

「悪くないのに謝る必要ないよ!」今までの私なら言ってた一言を今回は言わずに済んだ。後に自分の気の強さに呆れる。それを言ってはゴメンと言った本人の行動も否定することになる。

「ゴメンって言ったんだね」とおうむ返しで良かったのかも。でもそれも言えず、「そうだったんだ‥」で会話は終わる。

 

そして水曜日。
朝から機嫌のよろしくないムスメさん。つられて機嫌が悪くなる私。。

そこに、炊いたご飯を「すごい柔らかいね」と夫が感想を述べる。別にだから悪いと言われた訳でもないのに、文句を言われた気分になる悪いマインド。離乳食から普通のご飯への移行期を迎えている坊やのこともありつつ、水多めでいいかっと炊いたのは私。

そんな状態で、朝ごはんを食べずに遊んでいる姉弟を引き離してしまったら、ムスメさんはさらにご機嫌ナナメに。ごはんを切り上げ、母屋(じじばば)へ行ってしまう。

その時を見計らい夫に「ムスメさんは些細なことで機嫌を悪くするから気を使う!」と愚痴をこぼす。

しばらくすると母屋から帰ってきたムスメさんがおじいちゃんからもらった煎餅を食べようとしているではないか。「ごはん済んでないのにオヤツはだめでしょう」と制し、ご飯と味噌汁を勧めるものの食べない。じゃあおにぎりにしてあげよう、と握るも、食べない。

夫とムスメさんが柔らかいご飯じゃマズイからしょうがないという風に目を合わせて、煎餅を食べたいとの訴え。

気持ちが複雑過ぎて、少しならいいよってことにしてその場をしのぐ。(おじいちゃんも考えてくれていて、そもそも少しなんだけど)

そして煎餅の袋を持って家を出発。大急ぎで母屋に坊やを預けるのだが、そのわずか20秒くらいの中で、お義父さんに「ムスメさんご飯食べてないのに、オヤツあげないで!そのせいで朝からケンカになっちゃった!」と叫ぶ嫁。可愛い孫が、ご飯食べた?うん。と言えば疑う者はいないでしょう。

 

登園の車中、口数少ない不機嫌な私。もらった煎餅食べられて満足しつつも、そんな母親に気を使うムスメさん4歳。

CDからは♪あなたが笑っていーればー大丈夫〜、とウクレレシンガーの実姉が歌う神タイミング。姉よこの曲の深さに今気づいたよ。。マントラとはこのことか。

 

ご機嫌悪くて気を遣わせる、って先程愚痴っていましたが、それ私のことじゃん。まんまじゃん。
しかも、お義父さんに八つ当たりしてるし。登降園の車中は私を冷静にしてくれる瞑想タイムかもしれん。

 

ムスメさんもお友達にゴメンって言えたんだ、私もちゃんとゴメンって言おう。と猛省し、ムスメさんにまず謝った。

そして帰宅し、坊やを受け取りつつ、お義父さんに「八つ当たりした、ゴメン」と謝る。

それらを夫に報告。夫曰く、ムスメさんは思い描いたことを実現したいという気持ちと行動力が強く、それが叶わないと機嫌が悪くなる点が私そっくりらしい。ほんとそう。

 

人のふり見て我がふり直せ。
共に育ちましょう。