ベッドと押入れver1.0
第二子が産まれる前に寝床を増やさなければ。ということで、ムスメさんが寝ることを想定して作った高床式ベッドの製作記録。窓は北向きだけど、緑がたくさん見えて、なかなか良いスペースに!
また押入れをベッド下に作成。これでお布団やシーズンものの服などをしまう場所ができた!(今まで母屋までしまいに行ってた‥)ライフステージごとに増築を重ねる我が家です。
高床式ベッドと押入れの製作行程
(1)レベルを出す
今回新しく導入したレーザーでベッドの高さを水平にマークする。
(2)床と壁を整える
我が家には一部床や壁に断熱材なしの部分があり(南国か!)、今回ベッドを作る部分は壁床ともにそれ。。当然冬は寒いし、夏は虫の侵入口になっていると思われ、建築当時の浅はかさを経験と月日から学ぶ。。
なので、この機会に床と壁をSPF材(マツ科・モミ科等の針葉樹を製材したお手軽な木材)で底上げして、
間に断熱材と、虫対策のビニール、除湿のために竹炭を敷く。
合板(薄くスライスした木材をボンドで固めた大きい板)で閉じれば、実際のモノを作り始める準備オーケー。
作業中、断熱材に落書きしまくるムスメさん。でかいキャンバスだ!いつかまた「ここ変えるか‥」みたいなった時に開けてビックリになるかな?
壁面の不規則な部分に残った断熱材を詰め込むもったいない精神アッパレ〜
(3)ベッドの底面をつくる
まず柱を3本たてる。使ったのは友人から大量に頂いたこの地方でかつて大根を干していたというナル、たぶん檜の木。硬くて良い。
ベッドの底面は倉庫にあった畳を敷く計画なので、畳を乗せるための土台となる横板を壁側と柱の内側につける。
半裸w
柱は角材ではなく丸のままなので、横板との接合面はノコギリとノミで凹に彫った。素朴感。
また十角形の我が家では、四角い畳などを設置するとその横にどうしても“三角コーナー”ができてしまうので、ここを厚めの板で塞いでおくのも忘れずに。
(4)柵をつくる
激しい寝返りの人のために柵をつくる。使ったのはSPF材と元屋敷跡地で一昨年切ったマキの木。沖縄でよく建材に使われる「チャーギ」。ビスでとめ、麻ひもで角縛りしておく。自然木が入ると見た目がかわいくなるけど、表面削ったりするのが一仕事だけど、その点チャーギは皮を剥ぐとすべすべだから使いやすいです。ビフォーアフターでは水圧洗浄機でぶぉーーーって剥いでた。
(5)壁を完成させる
ムスメさんとの共同作業で壁に紙粘土を貼っていく。紙粘土は安いし、漆喰やペンキとかに比べると家の中が汚れにくいので、壁材として良い!
窓の周りは余っていた角材をいろいろな厚みにスライスしてサンダー(電動やすり)で滑らかにした木のタイルと、買ってきた化粧板を組み合せた。
(6)階段をつくる
ムスメさんが上りやすいようにやや螺旋ぎみに階段をかける。
右側出っ張りすぎなのが反省点。あと階段の立ち上がり面を塞がないと埃たまるし、物が落ちたままになりがちで一家の掃除係としては改善したい所だが、子どもがかくれんぼするスペースになったので良しとする!
(7)ベッド下収納をつくる
底面にキャスターをつけた引き出し型の大容量収納をつくった。冬物布団と衣類が全部入って大満足!
以上おつかれさまでした!
製作金額:7000円くらい
製作期間:想像3ヶ月+実製作20時間くらい