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地球平和の前に家庭平和の前に自分平和

春、5年の育休を終了します。

4月から坊やが保育園に行きだした。1歳児クラス。8時半ー16時半。新しい環境に好奇心をもって、順応していく坊やの柔軟性に夫婦共々驚いている。そして助けられてる。同時にムスメさんとの性格の違いを改めて感じる。

 

以前に保育園に入れる選択の背景を書いたが、この4月以降は期待以上の変化があった。改めて私は自分が思い通りになる「空間」「時間」が必要なのだと、身に沁みてわかった。

 

ひとつ発見があった。それは私は子どもといると、一人でいる時に比べ、多くの頻度と強度で「緊張」しているということだ。子どもたちが嫌がらず(ここ大事)すんなりと園に行ってくれた朝、独り身になった瞬間にどっと安堵感が押し寄せる。呼吸が深くなる。肩の荷が降りて身体が軽い。私はひとりになると、とても心が落ち着く。

 

なぜならば、私は子どもと一緒にいると、彼らの命を守りたいという責任を感じ、彼らにとってできる限り最善の選択をしたいと強く願い、行動するから。それに実は疲れていることに気づいた。だから子どもと物理的にはなれる時間は私にとってはそんな育児モードからの休息である。さらに、その時間にやるのは、労働であり、私のやりたいことであり、それ自体が癒しであり、活力の源なのだ。

 

もう一つ気づいたことは、速く動けることの快感である。現代病か、私の性格か、速く考え、速く動くのが快感なのである。その波に乗るとエネルギーの流れのようなものができて、心身が健康になる。まさに「フロー状態」とは言得てる。子どもは大人に比べると遅い(ことが多い)。ムスメさんはすぐに見えないところに行ってしまう母についていつも嘆いている。それがかわいそうで、彼女のスピードに付き合おうと努力するのだが、私らしくはあれない。

 

大人の時間の確実性に加え、4月は元屋敷でのタケノコ掘りや竹の整理などの大好きな仕事ばかりだった。うららかな春の陽気と相まって、最高に気持ちがよく、心身ともに滞りがなくなった。

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https://www.instagram.com/p/BiiTKVnFiwi/

 

慢性化していた腰痛も癒された。子どもといると抱っこのリクエストを断りつつも、受け入れる。10キロと20キロを抱っこにおんぶで、腸腰筋(ちょうようきん)に力の入った(縮んだ)状態が多く、子と離れた時間にそれをゆっくり伸ばす。腰痛は育児の緊張の現れであるように感じた。

 

やりたいことの実現は、精神的にも物理的にも、暮らしをより良くする。思うように世界の変化を目の当たりにする快感と満足、それがまた活力になる。(ワーカホリックの病理?!とも言えるか。)

 

大人だけになった家に帰ってコーヒーで一息つく。ウエコロジーでやりたいこと、元屋敷でやりたいこと、梅林でやりたいこと‥目の前にやりたいことが溢れている。それを思う存分話し、課題をメモし、行動できる。

 

この4月以降で、できたことは多い。長年の夢だった、道具の倉庫もその一つ泣。 セルフビルドやDIYの暮らし方は、時間と場所と道具が要る。それはわかっていても、たくさんの道具が散乱し、片付く場所が定まらないことに、私は気持ちが落ち着かなかった。山積みにされた道具から目的のものを取り出すたびにストレスを感じ、整えたいニーズか明らかなのに、まとまった時間や優先度がなく、それを実行出来ないことにも更に失望した。夫から道具購入の相談を受けても、仕舞う場所について懸念してモノが増えることに対して気が重く、前向きになれないことも多かった。でも今は違う!これでウルスコパレスの増設ver3.0もよりスムーズに進むだろう

https://www.instagram.com/p/BiiyOBMFBo3/

 

子どもたちそれぞれの成長、彼らが安心して通える保育施設と信頼のおける保育士の方々と春のおかげで、私は心身がスッキリして、私らしさを取り戻せた。感謝でいっぱい。毎日保育園にしっかり通う弟の影響もあるかもしれないが、ついこないだまでは雨が降るだけで園に行きたくないとベソをかいていたムスメさんも毎日すんなり登園できるようになり、このブログ上で度々嘆いてきた私の悩みも解消された。それぞれの成長を感じながら、私は自分らしい時間の使い方、自分の挑戦を実行に移せることを心から喜んでいる。心身が滞りなく流れている状態は、愛をも最大に引き出す。子どもと過ごす時間も、穏やかな天気のごとく平和に楽しめるようになった。

https://www.instagram.com/p/BiYmbwzFGzu/

かなり鬱っぽかった3月がつい1ヶ月ほど前だいうことが、不思議なほどに、人生の波は上がったり下がったりを繰り返す。良い時も悪い時もあるのが人生、その波をうまい具合に乗るしかない。そのためには、自分を知ること(このブログやNVCを利用している)自分から変化を起こすことしかない。

 

これをもって、私の5年の育休を終了します。