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地球平和の前に家庭平和の前に自分平和

エッセイ20180221

エッセイ20180221

昨夜は寝る前に坊やが癇癪を起こしてやれやれだったが、寝付いてからは朝まで寝てくれて助かった。

今日もこども園いく気になったムスメさんも7時前には起きれて、良いペースで朝ごはん、身支度、バスにも余裕で間に合った。今日は園でお茶会があり、ムスメさんはそれが好きらしい。畳を敷いたお茶室で、お茶とお菓子を頂く「静の時間」として園が学期に一度は開催している。ここの園児はみんな「おかいし(懐紙)」を知っている。

午前中は夫を予約して、坊やと過ごしてもらい、私はデスクワーク。店の帳簿記入と決算書作り。物書き。私は自分の時間を過ごさせてもらいながら、以前夫が語った完全予約制の店をやる意味を実感する。私たち夫婦は家族を幸せにする生き方を共に追求しており、ローンを持たずに家をセルフビルドする道もその一つだし、ジェンダーに縛られずに家事育児含む仕事をすることもその一つだと思った。私が産後ウツになったのも、今はその導きだったとさえ思える。

今朝ル・クルーゼに具を入れてストーブに置いておいたポトフを急いで食べて、午後は草の実会へ。草の実会とはこども園が主催する親の集まりで子育てに関する悩みを話す。毎回共感するし、泣ける程感動する。ここでも何度も書いていることだが、子育てに最善の解があるとすれば、目の前の子のその時々の状況に全身全霊で対応することしかない。話すことは正解を出すためではなく、言葉にすることによる自己共感そのものであり、結果子どもが大切だという自分の気持ちが確認できるから、草の実会か好きなのだと思った。あとは、ベテランの保育士の先生の視点がいつも勉強になる。子どもの世界を楽しんでいるのが伝わってくる。すごい才能だと思う。

夫は午後、店にカットに来てくれた友人とお互いに家族のこと、家業を持つものの働き方のことをじっくり話せて、良い時間だったと感動していた。夫は“共感”というと女の好きなヤツで、わかるぅ〜と同調したり、一緒になって旦那の悪口を言い合うことではないのかと、以前は“共感”アレルギーがあったように私は感じていたが、ここ1ヶ月で一緒にNVCを学び、「共に感じる」共感の意味をとらえ直しているように見える。

実はこのブログで毎日エッセイを書き始めて1ヶ月がたった。NVCと日記は確実に私の平和実現のツールになっている。考えがまとまり、子どもにイライラすることが減り、子どもとの時間、自分の時間をめいいっぱいに使うエネルギーが強くなった気がする。繰り返すが、私がここでやっていることは「自己共感」である。自分の気持ちを言葉にする。私がなぜそうしたかったのか、私のニーズも明らかにする。

地球平和の前に家庭平和、その前に自分平和。