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nature and tech.

地球平和の前に家庭平和

かがむ生活

現代の都会の暮らしをしていた独身の4年前まで、日常生活で「かがむ」(しゃがむ)必要性は極めて少なかった。ネット関連の企業で営業をしていた筆者妻は基本立っているか歩いているか椅子に座っていた。世のホワイトカラーはたいていそうだろう。むしろ、駅や電車の中やコンビニの前で「かがんでいる」のはよろしくない行為と思われている。トイレも洋式ばかりだし。

 

それが町を出ると、また子育てが始まると、「かがむ」頻度がぐっと高くなる。

草をとるにも、薪を拾うにも、子どもと目線を合わせるにも、靴を履かせるにも、とにかくかがむ頻度は高くなる。(和式トイレに出会う確率も高くなる気がw)畑のわきでおばあちゃんが、保育園の庭でお母さんが、「かがんで」喋っている、みたいなのはあっても別に変じゃない。


さらに、現在第二子妊娠8ヶ月の身ではお腹が大きすぎて、

 

物を拾うなど、足元レベルに用があるときに身体を前屈することができず、かがまざるを得ない。妊娠は日常生活を普通に送るだけでも自分の身体に日々向き合わられる体験。自分の一細胞が出発点であるはずが、私が寝てる間も動いている。お腹の表面を波打つ様子はマッサージ機の玉みたいな奇妙さ。これほどしょっちゅう内臓を感じることもない。一臓器のように思いきや、時期がくると、じゃそろそろ行くわっと、腰の骨をバキバキとこじ開けて出て行くという。。そう、今回の出産は是非「かがんだ」状態でしたいという気持ちでいて、それについてはまた今度書こうと思う。

 

妊娠するとスクワットが良いというようにも言われる。私自身、夫が作った薪をひたすら「かがんだ」状態で積み上げていたらムスメの陣痛が来たという経験がある。

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(その時の薪)

現代日本人は「かがむ」機会が少なく、そのせいか現代の(日本人)女性は子宮が昔の女性に比べ縦長になっているんだとか。かつての日本人がめちゃくちゃ荷物を運べる足腰の強さだったという話を聞くたびに、自分の非力さを思う。

 

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写真ものがたり 昭和の暮らし〈9〉技と知恵』より野良着がおしゃれなお姉さん。

 

写真ものがたり 昭和の暮らし〈9〉技と知恵

写真ものがたり 昭和の暮らし〈9〉技と知恵

 

 

今の生活を始めて、木をノコギリで切ったり、屋根に登って作業したり、長い物や重い物を運ぶ機会が増え、身体の使い方を意識するようになってから、本動作にはいる前に「かがむ」ことと、呼吸で身体を整えることの大切さを体感している。

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(屋根でかがむ日傘の筆者妻と夫)

このブログ記事は最近怪我の続いた(大事には至ってはいないが要休養の)夫へ向けたノートでもある。先日ノコギリが膝に当たってしまい、傷が痛くてかがめない状態は、この生活ではかなり不便そう。年末に体調を崩し、年始に伊勢まで行ってご祈祷してもらった「健康」、これこそやはり今年の我が家のテーマに間違いなさそう。。

 

 

 

 

 

 

 

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